街市へGO!

九龍に住み始めてから、楽しみにしているのは、街市めぐり。

香港に本格的に住む前から、ローカルマーケットめぐりは大イベントのひとつだったし、

子供の頃から、母親に、スーパーマーケットではなくて、市場につれて行ってもらってえるのが、すごく嬉しかった。漬物屋さんで沢庵に付いてる昆布をつまんだり、卵屋さんで電球の玉の光に透かして見たり、野菜を器用に新聞に包む長靴姿のおじさんがカッコイイなと思ったり。大声で呼び込みをするてんぷら屋の女将さんがあかぎれた手のひらを擦り合わせるようすを見ているだけで冬の寒さを感じたり。魚屋さんは(3兄弟で店をされていて)、上のお兄さんに当たるとおまけしてもらえるのに…と期待して行ったり。

その子供の頃に通った市場も残念ながら、今はスーパーマーケットとして生まれ変わり、影も形もない。
近くにあった商店街も閑散として店舗はぽつんぽつんしか残っていない。

香港もどんどんスーパーマーケットとかの大型店に客を取られてしまうのだろうか。(香港のおばちゃんパワーで、是が非でも街市を存続させて欲しいものだ。)
でも市民の胃袋がそんなことゆるさない、そんな日が来ちゃったら、もう香港もこの世も終わってしまうと思うけど。

先日、初めて旺角の街市に出かけて見たのですが、ひさびさに興奮しました。熱気が、あの20年まえに以前北角で始めて体験したあのトラムが菜っ葉が散らかってる街市の真ん中を通り、トラムが通るたびに台車を引き移動しながら商ってる魚屋、それを財布を握りながら追いかけるおばちゃん。あの熱気、あの光景を髣髴させる、それに近い興奮が蘇りました。

あ、ここで買い物しながら、九龍に越してきてよかった!と、しみじみ思たりして。香港に住んでいることの醍醐味をひさびさに実感できた瞬間だったかもしれません。


しかし気をよくしていた矢先、その翌日残念なニュースが..。その旺角の街市で、街市の商いの命とも言える重量を計るはかりをいかさまして商売していたのが摘発された、というニュースでした。
さすが広東人です。でも、そんなことでヘコタレル関西人ではないのだ。
ますます闘志沸いて来るというもの。これからはどんどん街市に出向いていって買い物をし、正当な値段を身につけ、いかさまに引っかからないようにしようと、鉢巻を締める私でした。
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by MIAOMI | 2009-07-03 11:56 | 香港  

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