気をつけませう@KL

最近起きた友人の話です。
あまりに恐ろしいので、書かせていただきます。

友人のMちゃん、香港から一人旅に出ようと、今回選んだのはクアラルンプール(KL)。
今年ベトナムに一人旅して度胸をつけた来たMちゃんは、同じく南国のマレーシアなら楽勝!と、急に取れた休暇を利用して、KLに飛んだ。女性の一人旅で、ちょっと厄介なのが、宿選び。アジアならゴージャスにファイブスターでゆっくり過ごすのも良いのだが、一人だと、数泊するには…ちときつい。でも、あんまり安いとどんなところか判らないので、ビビッタリもする。
こんかいMちゃんは、某ガイドブックに「日本語対応。日本人にも安心。」と書かれていた安宿(と言っても、いまレートの悪いHKDで換算するとお一人様だと結構イタイ額になる。)を見つけインターネットで予約。

KLに着き、ホテルを見て愕然。かなり老朽化している。最初に通された部屋も、天井は穴が開いており窓の鍵も壊れていたそう。速攻レセプションに頼んで、隣の部屋に移ったそうだ。嫌な予感は的中。
少し一息ついたところで、バチン!と、部屋の電気が切れ真っ暗になった。また速攻レセプションに連絡。
すると「係りのものが今向かっています」と、言われ、エンジニアがやってきた。そのマレー系のエンジニア…執拗に話掛けてきたり、根堀葉堀質問してきたりで少しおかしいと思ったらしいが、時間が掛かったがようやく
電気が戻り、エンジニアが出て行った。そして、今度は、食事に出ようと廊下に出るとまた、そのエンジニアに会ったそうだ「また何か遭ったら、すぐ見に行くからね」と一言交わして。

その後、食事を終えて町をぶらぶらした後、ホテルに戻ってきたら、また廊下に例のエンジニアが…。
無視して部屋に入ったものの、不審に思って、ドアの覗き穴から廊下を見ると、彼女の部屋の前にある非常扉の前にヤツはずっと立っている。問題は、その扉は廊下の壁からは一段入り込んでおり、廊下からは全く見えないようになっており、そいつが見えるのは、覗き穴から覗いたMちゃんだけ。

そこからだんだん気味が悪くなって、できるだけ寝ないで夜を明かし、明るくなったら速攻に宿を変えよう!と決意したMちゃん。
こうなったらそいつと根競べ。大きな男が力を出せば壊れてしまいそうなちゃちなドアを部屋の椅子など動かせるものをドアのすぐ内側に移動して防御。そして、また穴を覗くと…なんと、チューンガムのようなもので穴が表から塞がれていたらしい。(まるでオカルト映画!のような展開)
覗き穴は、真ん中こそは見えないが、穴の周りからやはり人影が見えるのだ。ヤツはまだドアの前に居る。







彼女はついに旅疲れから、うとうとしてしまったらしい。
自分が付けていたTVの音で目が覚め、一服していたら、12時過ぎくらいにまた部屋の電気がショート。
TVも、電灯もクーラーも何もかも切れた。でもMちゃんは、先ほども同じことが起きたから部屋の電話だけは使えることを知っている。
ここで、速攻フロントに電話を…と思ったが、ここでフロントに電話をすると言われるひとことは判っている
「係りの者をすぐに行かせます。」と。と言うことは、あのエンジニアが合法的に再び部屋に入ってくることになる。それは、絶対に困る。何か起きたとして事件になったとき、電話で呼びつけたというこちらに不利な記録が残るのだ。
彼女は平常心で、休息をとり、とにかく朝が来るのを待つことにした。
そして朝6時頃、覗き穴から、チューンガムがなくなっており、人影も居なくなったのを確かめた。
9時になるのを待って、旅行社に電話し、新しい宿を紹介してもらった。そしてすぐチャックアウトの為にフロントに下りて行った。

なんとまあ勇敢なMちゃん、私だったら、すぐフロントに怒鳴りつけて電話して墓穴を掘るタイプだ。

後日談、元KL駐在員に聞くと、この手の日本人女性一人旅を狙った犯行(しかもホテルとヤ〇ザがぐるだったりするらしい)がかなり起こっているらしい。しかも安ホテルで。
こうなったら、Mちゃんが見たという某ガイドブックもグルではないのか?
そこのWEBサイトを見たら、「んー。私はちょっと躊躇するかも」と思ってしまった。なぜなら、KL観光協会でもないのに、KLの街のことの方が、自分ちのホテルのことよりも詳しく説明してあるんだもん。
(予約ページ以外、ホテルの内容にほとんど触れていない。)

KLなんてのどかで安全と思っていた(私も)お一人様日本人女子!安ホテルにはご用心!
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by miaomi | 2009-12-23 23:07 | 旅行  

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