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知らなさ過ぎ

ちょっと私は、西洋史というものを知らなさ過ぎた。
情けないことに一度も勉強したことが無い…。歴史と聞くだけで苦手。

フランスに何度も足を運んでいながら、街中に歴史的建造物が溢れるところを歩きながら…昔起きた出来事を知るには自分の知識があまりにも断片的過ぎて、それらを繋ぎ合わせる作業を怠っていた。

ベルサイユー宮殿、マリーアントワネット。フランスに興味を持った日本人女性は一度は通るであろうブーム。「ベルサイユの薔薇」。漫画が子供の頃から好きではない私は、「ベルばら」の少女チックな絵を見るだけで駄目だ。
私は、今思えばちょうどブームの全盛期の小学生のときには何故か女の子趣味なことがとにかく苦手で、あえて遊びも、持ち物も女の子の趣味とはかけ離れていた。連れだってトイレに行くと言う女の子的行為も、ゴムとびという存在も、少女マンガもとにかく苦手で、お目目キラキラのカールのウェーブとかレースとか、それだけで拒否していた。
だがこの「ベルばら」がフランスの歴史を知るには一番の近道だと言う友人からは、バカにされた。「コレを読まずしてフランスを語るな」と言わんがごとく。

でも、今回、マリーアントワネットが処刑直前まで収監されていたコンシェルジュリを見学して、そして、パリを一回りしたバスで流れる日本語ガイドを聞いて、自分の低俗さと無知さに愕然とした。
パリは東京よりも詳しいけど、フランスの事情をちょっと判ったって、食べ物が大好きでも、歴史を知らないとやっぱりパリは語れないなあと。

でも、いくら手っ取り早くても、やっぱり少女漫画という先入観があるし全巻も絶対読めない。入手する気には至らない。
ははは、小説で読めば良いのね。それに、コンシェルジュリの土産売り場に、いろいろ歴史を知る為の本がいっぱい置いてあったのでいくつか購入。しばしエセ仏歴女。

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by MIAOMI | 2011-11-11 23:11 | パリ 、フランス  

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