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セルジュ詣で

最終日、最後のお昼ご飯まで時間が出来き、ホテルの近くと判っていたので行って来ました。

ホテルのスタッフに聞けばすぐ判ると思いましたが、一人目(黒人の方)「僕は知らないんだけど
明日の(交代の)同僚に聞けばきっと分かるよ。」とのお答え。移民の方なんでしょうか。
パリジャンだったら皆知ってると思ってたけどなあ。

最後の日、おっと忘れるところだった。年齢的には私とタメくらいっぽい?(前頭部結構来てるけどそんなことで年齢は測れないのが西洋人。)の男性スタッフ。この人なら知ってる(年代的にも)きっと。聞くと、かなり手際よく、ホテルのネームカードを取り出して、裏の地図に通りの名前を書いて、矢印で行き道を書きの順序良く教えてくれた。もう、何百回って聞かれた質問への対応っぽく。
「たぶん、何人かはきっと来てるからすぐ見れば判る。」と言う事らしい。
そして、扉を出るとその人も下班らしく、ほぼ同時にホテルを出てきて、「君はあっちだよ」と、
指差してから反対方向へ帰っていった。
その方向へ行って、その地図どおり歩いて…ほんと、2つ目の辻を曲がったら、落書きだらけのお家
の塀があり、ひとりの女の子が写真を取りまくっていた。そして、塀を覗き込んでいる男の人もあり。すぐ判りました。そして、ホテルからびっくりするくらい近い名所でした。

ここは、セルジュゲンスブールとジェーンバーキンが娘のシャルロットと過ごした家なんだそう。
2階建てで小さな庭がありまるで物干しのようなバルコニーがあり、外見なぜかとっても日本の民家っぽい。たしか以前本で読んだのは、家中真っ黒の内装だったそうだけど。。。内側は独特の個性満載のお住まいだったんだろうな。

そういえば子供の頃、ジェーンパーキンのアルバムを聞いてると、このお二人のデュエット「ジュテーム」のあたりで、なぜかいつもタイミングよく父親が私の部屋のある2階に上がって来る気がして、こっちはこっぱずかしくて、あわててボリューム下げたなあ。汗。(@実家)


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セルジュさんの太い声、良いです。私の中では、イメージ的にハビエル・バルデムと同系統。
噛めば噛むほど味があるという感じでしょうか。

by MIAOMI | 2011-11-15 22:02 | パリ 、フランス  

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