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とある温泉街

食べ物目当てで行った温泉街。
ちょっと失望しました。泊まった旅館は、老舗らしくいちようシステムが整っており、対応も満足でした。
ここでの失望は、その温泉街の人の冷たさです。大阪、その前日に行った京都と較べるからでしょうか。一言で言ったら、「商売っ気がない」いえいえ「商売する気がない」。

駅から、川に沿って温泉旅館とお土産屋の立ち並ぶ温泉街。
最近出来たような新しいお店は押しなべて、呼び込みや接待などに活気があった。
でも、老舗っぽい御菓子屋さんに限っては、ほんとうに愛想なし。
というか、感じ悪い。それでかどうか、広い老舗のいいお店なのにはお客さんがいない。
町全体で、悲しい出来事があったかのように…、おきゃくが店に入っても、ひたすらご自分たちの作業の(棚の掃除、包装、商品の陳列など)手を止めず。質問をしても「はい」とか 「そうです」とか「ありません」しか帰ってこない。商売人ならその前に「申し訳ありませんが」とか付けませんか?もっと心良く言うのではないの?嘘でも…それが商売でしょう!
別にお客様は神様とまでは言わないけど、人間同士のやり取りには、もっと血が流れていても良いんじゃない?
駅の近くの蕎麦屋も最悪だった。家族でやってらっしゃるらしいけどみんなホールと作業場の境目にフキン持って素立ってるだけで注文とお茶そして物が出来上がったときしかテーブルのあるホールに来ない。 なんかお店がシーンとしてる。壁には芸能人の色紙が掛かってるけど芸能人が来た時だけ
(TVの取材とかで)ちやほやしてるんではないの?

あと有名な銘菓のあるお店での出来事。代金を払う際、その銘菓の名前の由来であるものについて「こちらにもあるんですね?」と、問いかけても、ここでも「はい」と言う返事しか返ってこなかった。(二代目らしき店主)これ、祭りに由来のあるものなので、「何月にナニ神社で奉納があります。」とか、普通は待ってましたとばかり話を続けません?それにその店ではその名前を他の店に使わせないために(他でも同じような銘菓を売ってるですがどうも途中で名前を変えさせられたみたいでした)登録商標までしてるんですよ!それなら、その名前をもっと売り込むべきじゃないですか?
観光地らしく、荷物を駅の前で預けたら旅館まで届くサービスとか、傘を街で循環してどこでも使えるとか、頑張ってるのに…商店街がそれじゃ、とっても残念。

あとから考えるとその旅館でも腑に落ちないことがあった。本館と別館と駅を繋ぐ循環バスがあるのだが、私達は別館から本館へバスで行き、帰りの便を(バスの運転手さんにそうしろと言われたので)本館のレセプションで聞こうと思ったら「送ります」とだけ言われ、別館に駐車場に泊めてある車で送って頂いたのだが、バスが来るまで時間がかかるからそうしたのか、そういうサービスになってるからそうしてくれのか、雪が降ってるから気を使ってくれたのか?全く判らずじまい。
なんか、車の中はわざわざ車を出してもらい、申し訳ない空気で静まり返っている。「ご利用有り難う御座います」だけでも、それはなくても狭い車内、一言なにか声を掛けてくれていたら、気まずくないのになあ。そんな気のないサービスなら辞めればいいのに。

いま、誰でもがつぶやく時代、怖くないんでしょうか。

by MIAOMI | 2012-02-02 20:45 | 日本  

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