お茶飲みねぇ。

私が香港に通うようになった時点で『飲茶』は点心をほおばりながら、いっしょにお茶を飲んで
そのお茶で点心の油分もきれいさっぱり流れるのよー。と思ってなにげに普洱茶を飲んでいたように思う。
しかし、4年前に台北に旅行に出かけたときに訪れた猫空にて運命のお茶に出会ってしまった。その名は木柵鉄観音。地名がかわいくて(猫好きなもんで)お茶どころとも知らずに占いに出掛けた先で、たまたま乗ったタクシーの運転手さんお勧めのお店に連れて行ってもらったのが最初。張虎さんとかなんとかいうお店だったように思う。
開放的な間口の事務所の応接間のようなところにドでかい机がありその上にお茶道具が置いてあるだけのお店。お茶は何しますか?じゃなくて、これでどうや!的に、ひとつしかない。(ランクはあった。)
それが木柵鉄観音。香りはかなり焙煎度が高い感じで、10杯以上飲んでも力強い味がする。濃いのに苦くはない、かといってほうじ茶のようにマイルドな感じではなく甘くコクがある。
そのダイナミックな味に、完全にノックアウトされてしまった。
その後、猫空で本来の目的だった占いをしてくれるというお茶屋さんでも、そこでしか飲めない(もって帰れない)という、冷凍茶(氷茶)と言うものを頂く。その鉄観音茶を焙煎しないで、冷凍させたものだそうだ。こちらは、すごく不思議に蘭の香りがする。『なぜお茶っぱにお湯を入れると花の香りがするの?』しょっぱなから、こんな珍しいお茶を飲んでしまったのだ。
もう後戻りできない。
香港に帰ってすぐお茶を習おうとブームの過ぎたと思われるお茶教室に通い始めた。
その後は中国茶は身上を潰すの言葉どおり、私の少ない貯金が確実に目減りしていっている。恐ろしいものに出会ってしまったのだ。と、棚に並ぶ茶器、茶缶たちを見ながら呆れている。
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by MIAOMI | 2007-08-10 00:34 | 中国茶  

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