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貴重な体験その2 VOL3

そう、その人いわく、広州でも冬はお湯が出ないと寒いと言うことらしい。
もと台所(今はシャワールーム)はいちようガスが通っていたと見た。いちよう部屋のようにもなっていましたが、ドアはなし。そりゃ、お湯が出ないとスースーして寒いよね。
そして、トイレは居間から丸見え。現在お一人暮らしだから、問題ないわけだけど…。私が不思議そうにしていると、天井から掛かっている別珍の赤いカーテンを指差し、『これで隠れちゃうわよ。』と笑っている。
もうひとつ気になったのは、リビングの真ん中にとってもあやしいインド人系の顔をした人の写真が額に入れて飾ってあるのだ。彼女いわく『教祖様』らしい。そして不動産屋が『(宗教の関係で)それでこの人はベジタリアン』だと横から口を挟む。
じゃあ、台所はシャワーに成ってるんだから、その素食をいったいどこで料理してるんだろうと言うと。
バルコニーにおいてある料理道具を指差して、ここで簡単なものなら作れるからって…。
野外台所ってワケね。
その時、このおうち、妙に風通しがいいか謎が解けた。
そう、バルコニーとリビングの間にも扉がない!ということは、ゴキブリ、ねずみ、鳥、泥棒さんまで出入り自由の、なんと開放的な、24時間オープンエアーのおうちと言うことだ。
まあ、ある意味開放的で風通しが良い家というのは私の理想にぴったりではあったが。
そりゃ、いくらシャワーのお湯が出ても、冬はちょっと冷えるんじゃない?

とにかく、私の広州で気風のいい大家さんとの同居生活というものは儚い妄想で終わってしまった。

ええ体験したなー。広州くんだりまで来て、渡辺篤もびっくりの、お宅拝見体験をさせて頂いた。

by MIAOMI | 2007-09-28 01:54 | 広州好  

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