病みつき酸菜魚

あなたは最後の晩餐で食べたいものは?って聞かれると、何だと答えますか。

私は、やっぱり『日本の魚』の王様と言えば、鯛。鯛を口にせず、日本人はあの世に行けるか?!とずっと思っていました。それも、新潟のXX 産のお米で炊いた白ご飯もあればサイコー。
そう。この二つを一緒に食べる釜で焚いた鯛めしなんて、まさに最後の晩餐にふさわしい。絶対これだと、迷い無く答えられる質問だった。最近までは…。

それが、最近の大ヒットに、この最後の晩餐も座を奪われようとしている。なぜか、私の身の回りの人間にも、中毒患者増加中。これは実は四川料理なのだそうだが、酸菜魚と言う名前の料理。
これを激辛にすると、水煮魚と言うものになる。辛いものが本来苦手な私は真っ赤な唐辛子に埋もれたこの水煮魚は注文することはたぶんないと思うけど。本来はこちらが先に
あった料理かも知れない。

この、私が毎日でも食べたいと思う酸菜魚は、鍋、もしくは大きなお鉢に入って出てくる。緑色のスープのなかに、魚の薄切りの身が一匹分入っている。なんと豪勢な料理だろうか。だけど、中国では、300円からでも食べられる料理なのだ。
これに使われているのは、もともと完魚という川魚。もし、これを海にいる魚に替えると、時価なんてことになるのかもしれないけど。

この癖になる味の秘密は何なのか?酸菜という、日本でいうからし菜のお漬物が魚と同量くらい入っており、そのほか、麻を意味する山椒味、緑の唐辛子、ガーリックあとはどういう香辛料が入っているのか良くわからないが、もう言葉には出来ない絶妙な刺激的な味がする。
この、一度食べると止められないとまらないという私達の間では、ひょっとしたらケシの実なんかが入ってたりしてーと、疑ってる位だ。

先日は、この大きなお鉢に入っていると分かっていながら、友達は辛いもの、私は辛くないもの
とひとり一皿ずつ頼んでしまった。お店の人は、オーダー間違いと思って、何度も確かめに来ていた。2人とも、料理を前に、もうにんまり顔を隠しきれない。(思い出すだけで我ながら怖い。)
取り付かれたように食べ始め、気がつくとスープまで飲み干してしまっていた。ほんとに怖い。

もし、中国の町で私を見かけても、この料理を食べているときは決して話しかけないでください。
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by MIAOMI | 2007-09-29 19:34 | 食べ物  

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