色戒

注)これは決して映画レビューではありません。単なる独り言。勝手な解釈で御免あそばせ。


ついに、遅ればせながら見てきました。なんせ、私を香港に呼び寄せた男(おおげさ)トニー・レオンの話題作。前評判でかなりの激しいシーンがあると聞いていた通り、トニーさん体を張っていました。
でもそれは、エロチックにはけっして出来上がってなく、お互いが他人に言えない、人生を投げ打ってやり通さなければいけない任務をもつ。そんな命の危険に脅える二人がその恐怖を紛らわすために夢中に体を合わせる、とっても悲しいシーンでした。
殺さなければいけない相手。でもそれは、初めて会ったときから好きになってしまった相手。若すぎる彼女にはあまりにも酷な任務でした。それが、もう痛々しすぎて…。

タン・ウェイとてもすばらしい演技でした。(いままで存在を知らなかったので期待していなかっただけに)きっとチャンツーイーよりビックスターになるでしょう。 
リーホンくん、歌もパンチ無いけど(関係ないけど、彼のミニコンサートに行ったとき、目の前だったから仮病を使って途中で会場を出たくらい私はノーサンキュー。)この役どころもパンチ無かったなー。それが彼らしいと言えばそうなんだけど。
チン・ガーロッいい味出してました。前田吟かと思いました。
ラットのごとく逃げるトニーさん。これ一番緊張するシーンなのに、一番緩む場面(ひそかにウケを狙ってたのでしょうか?)でした。
なんといってもトニーさん、切ないカオ世界一だと思います。とにかくこれに泣かされました。

*後日追加 私はある重要なシーンを思い出しました。このシーンはトニーさん扮する易先生は2人が深い関係になる前にすでに、彼女の本当の身分を知っていたのではと言うことを暗示する場面。私の思い過ごしでは決してないと思う。そうだとすると、トニーさんの演技は凄すぎる!でもこの場面、日本語で見るときはどうするのかなー?
そして、時間が経つにつれいろんな場面を思い出し、この暗殺計画に乗ってしまった彼女の思いや覚悟を支えていたものは?色んな角度から推し量ることがだんだんできるようになってきた。凄い映画だ。さすが李安監督、やるなー。
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by MIAOMI | 2007-11-07 00:34 | 映画  

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