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あの人が!再び。

 そのラーメンチェーンの盛況ぶりを見ていると、香港ドリームさながら。どの街にも一軒は必ずあるのだから、いまではりっぱな香港人の庶民の味に成っているといっても過言ではない。もう、ラーメンももはや日本の食べ物ではなく、アジアンフーズと呼んでも良いのかも。

そのチェーン店のチムサーチョイ店の前を私はある用事で月に一度はかならず通るのだが、
今日その前を通ると、人だかりが出来ていた。何事かと思って近づいてみると、思わず「ここもそうなの?」と、声を上げてしまった。
時代の流れというものか、いまは寿司ブーム、この一本の通りだけで少なくとも思い浮かぶだけで5軒の回転すし屋がある。
なんと、とうとうこのラーメンチェーン店もが潰され、すし屋になって、どうも今日が開店だったようだ。
この通りに一番最初に出来た店は「板前寿司」。わたしもよく利用する。なんといっても日本人板前がいる高級回転すしというのが売りだった。このみせを含む2,3軒を筆頭に4年ほど前から香港に回転すしブームが繰り広げられている。開店して初めての夏は、食中毒騒ぎで打撃を受けたようだが、目の前の調理人の手さばきを見てる限りでは、香港の茶チャン廰なんかよりも一万倍清潔だと思っていたので、私は全く気にならなかったけど。ここも大当たり。
香港にも数件、いまやシンセン、マカオにも進出している展開だ。
まあ、ここ何年で二番煎じ、三番、四番とまあ、似通った店がつぎつぎ出来ているのだが。

1年ほど前にこんなうわさを聞いてびっくりした。「この板前寿司は、味千(ラーメン)のオーナーだった香港人が社長だって。」
それを聞いて私は何故かあのクレープ坊やを思い浮かべてしまった。
もう何年も会ってはいないけど、ちっとも野心家には見えなかったけど、彼はまたしても日本で閃いたのかも。

その勘は間違っていなかった。最近、メディアで日本食を紹介する番組などにその板前寿司の社長ということで出ているらしい。
日本食を紹介する人といえば、いままでは日本でも有名な美食家蔡欄とかいういつも酔っ払いの作家のおじさんであるが、もうソノカタもお若くないし、世代交代で、次なる人に白羽の矢が当たったのが、彼なのかもしれない。
私は、TVは見たことが無いが、雑誌で見る彼は、もうクレープ坊やではなく、りっぱな青年実業家である。ただ、TVを見たことのあるうち同僚いわく、しゃべりはまったくナッテナイのだそうだ。
どうも口下手なところはいくら青年実業家になっても相変わらずのようだ。

ということは、蔡欄さんにはまだまだ現役でがんばってもらわないと。

by MIAOMI | 2008-03-01 01:56 | 香港  

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