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2つの新米

じつは、いままで、郷に入れば郷に従えではないが、香港のおかずには、中国産もしくはタイ米が適している。とか、この暑い気候では、日本のお米はお腹にヘビー過ぎる。
と、日本式カレーライスや手巻き寿司を食べる時以外は、こちらではタイ米派だった。
そして、そのカレーや寿司に使うのも、日本系のスーパーに並んでいる、日本米種のカリフォルニア米で十分だと思っていた。
たまに行く日本料理屋のランチにたまにとてつもなくまずいご飯が出てくるのだが、これ色も黄色くて前日の残りを暖め直したというのがすぐ判る。(そこはたしか日本産のお米の販売もしていたはず。)うえーこんなまずいなら、炊き立てのタイ米のほうがよっぽど良いや。
日本産なんて建前言わないで、潔くうちはカリフォルニア米ですって新鮮なお米で美味しいお寿司を握ってくれる店のほうが信用できる。
で、こちらで売っている日本米ってのは、なんか胡散臭いのだ。生産年度が今年ではなかったり、精米日が今年でも生産年が違うのだ。これって「古米」とか「古古米」とか言うものでしょ。なんか、日本産っていっても、わざわざ高いお金だして買うのも、ばかげている。
そう思っていた。

しかし、日本で食べるあのつやつやに光った銀シャリ。あれに勝る贅沢はない。日本人でよかった!と、心から思う。

前振りがえらく長いが… そしていま私の手元には、2つの新米が…。

by MIAOMI | 2008-10-20 20:58 | 食べ物  

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